名張本校ブログ

解説「第1~第4段落」①

 2/2(日)から4日連続でブログ「第1・第2・第3・第4段落」をアップした。中学校3年生を対象に、語句・表現は難しめ、文章構成は易しめに設定した「説明的文章」を書いたものである。
 同僚の先生方から声が掛かった。国語科のN先生、「どっかのテキストからとってきはったんですか」失礼な。自分で書いた文章に、自分で問題を作ったの。
 理科のI先生、「『第4段落』の「生ききる」ですけど、「生きる」の間違いと違うんですか」ちゃう。「登りきる」とか「走りきる」「使いきる」のように、完遂(かんすい・最後までやり遂げること)を意味する接尾語「きる」を「生きる」につけ、複合動詞として、わざと使ったの。
 この「生ききる」に着目して、「課題」にチャレンジしてくれた中3生の感想文を紹介しよう。本人の了承をもらってある。

 「人生は誰しも一度きりのものである。僕は「生ききる」とは、死を迎える時に満足している、ということだと解釈する。死の床で満足するには、自らが納得できる生き方をしなければならない。そして、それを実践するためには、努力というものを避けては通れないと思う。必死に学び、必死に働いてこそ人生は輝くのではないだろうか。
 どれだけ単純な学習でも、どれだけ些細な労働でも、自分の人生を終える時に、自己を顧みれば、自分が積んできた努力の一つとして、それだけ満足した死に方ができるだろう。僕は、努力することとは、一見他者の為だったり、めぐりめぐって他者に影響を与えることというよりも、つまるところ自分自身の人生を完全燃焼するための欠くことのできない要素なのではないかと思う。
 自己の利益のために生きようとも、他者のために生きようとも、自らが「生ききる」ための努力をしているのならば、どちらが正しいというものではないのではなかろうか。人間は自らが納得するために努力する生き物なのだと思う。もちろん自分も、日々努力している。この名もなき努力が、何十年か後の自分を幸せにできているのならば、これだけ光栄なことはない。」(原文のまま)

 中学3年生で、この文章が書けることは素晴らしい。内容、表現力ともに、もはや高校生のレベルさえ突き抜けている。大学生ですら、これだけの文章を書ける者はそう多くないと思う。
「日々努力している」姿をこの目で見ている。国語力に関して言えば、元々高いレベルにあったことも事実である。私が担当してから、かなりの量の課題をクラスに課した。そのすべてを、「やりきった」のは、この生徒一人である。学力の驚異的な伸びに応じて、中学レベルを超えた内容も伝えた。もちろん、難解なことばかりはできない。国語が非常に苦手な生徒もいる。きわめて基礎的な内容を、言い回しを変え、順番を変えながら、繰り返し説明したことも数えきれない。普通なら、退屈してしまい、集中力を切らしてしまうような時でさえ、決して手を抜くことなく、解説に耳を傾けた。今回のこの「課題」も、一番に提出したのはこの生徒である。内容が難しいこともあったろうが、「書くこと」にチャレンジしない者、「読むこと」さえしない者も数多いのである。
 基本をおろそかにせず、どんな時も前向きに取り組む。言われたこと、指示されたことをある意味、愚直にやる。「やりきる」。ここにこそ、人を成長、進化させる大きなカギがあるように思う。
 この生徒の将来の夢、そう簡単に実現できるものではない。が、努力の大切さを知り、それを実践する姿勢を持つこの子なら、必ずやその夢を実現できる日が来ると確信している。

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ステップ算数(名張本校)木曜

今日は5年生のSちゃん。
宿題でしてきた円周の問題で、直しをしてもらいました。

直径(半径×2)×3.14=円周

直径が1cm増えると、円周の長さは3.14cm増えます。上の式をよく見るとわかりますね。
算数では、簡単な計算でも式でも、頭の中で考えるだけでなく、丁寧に途中の式を書きましょう。
そうすれば、間違いを防げますし、気づくことができますよ!
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中1準備講座「今ここにいるぼくらは」③

 引き続き、川端裕人著「今ここにいるぼくらは」を題材に、その後の展開を自分なりに考えてくれた「お話」を紹介します。

 博士は、帰るのをやめ、ムルチたちの後を追いかけます。上のほうで「わー」という声が聞こえ、急いで声のした方角に向かいます。この場面の描写です。

 「なんとそこには、谷に落ちそうになっているムルチが必死でそばにあった木の枝につかまっている。ブンちゃんたちは、「どーしよー。どーしよー。」と言いながら泣いている。博士は、「ムルチ、待ってて。すぐ助けるから。」と叫んだ。(中略)博士は必死で何かムルチを助けられる方法を考えた。すると頭の中に1つの案が浮かんだ。ロープ…。」

 話はヤマ場に差し掛かっています。読む者をひきつけるクライマックスがとても上手に書けています。このあと、みんなで協力して、博士の持ってきたロープでムルチを助けることに成功するのです。では、結末部分を紹介しましょう。

 「上に上がると、「助かった。ありがとう。」と今にも泣きだしそうな声で何度も「ありがとう」と言っていた。みんなの友情が深まった気がして博士は心の中がフワッと軽くなってあたたかくなった。博士は少し照れながら、「ムルチが無事で本当によかったよ。ぼく少しだけど役に立てて嬉しいよ。」と言った。
 その後もぼくたちは、川の源を見つけるためにひたすら歩いた。もちろんムルチたちといっしょに。
 これをきっかけにぼくらの友情は深まり、同時に友達の大切さを確かめ合うことができた。怖い思いをしたり不安になったりしたけど友達がいたからこそ乗りきれた。だから、今ここにいるぼくらは、明日も、あさってもこれからずっと、ずっと友達を大切にするだろう。(完)」(一部漢字の表記を加筆訂正してあります)

 ムルチの絶体絶命のピンチを救い、みんなの友情が深まった、という事実にスムーズに話を展開させています。さらに、題名につなげて作品の主題(テーマ)を書き込むあたり、まさしく「お見事」の一言だと思います。
 本を読むこと、これは国語の学力アップにまちがいなくつながります。勉強のため、だけではなく、趣味としても、人間的な成長を図るためにも読書は大きな力となってくれるのです。今回は、本を書いてもらいました。想像力を働かせ、自然な話の展開、主題の設定などを自分なりに考え、書いてみることは、読むこと以上に国語力を身に着けることにつながることでしょう。

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ステップ英語 ~名張本校~

今日は進級テスト合格者が、なんと4名もいました^^

3年生のMちゃんは先週の約束どおり、本日6級の進級テストにチャレンジ!

単語も文法も満点という素晴らしい結果を出して7級へ進みました♪

7級ではいきなり、3単現のSが出てきて難易度もぐっと上がります。

しかし、説明をふむふむと聞き、つまずく様子も無く問題を解き進んでくれていました!さすがです^^

そして最近仲間入りしたAちゃんはたった3回目の授業となる今日、1級の進級テストに合格!

前回は書けないものも多かった英単語をとても頑張って勉強してきてくれて、今日の進級テストでは満点♪

ノートにみっちり書かれた単語がその努力を物語っていました。

英語はやればやるほど間違いなく伸びる教科!

頑張り屋さんの2人はこれからもどんどんステップアップしていくことでしょう^^

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満点合格!

今週のステップ国語もとても元気にはじまりました!

いつも80分間しっかり集中してがんばっているDくん。
17級の進級テストにチャレンジしてもらったところ、なんと満点合格でした!おめでとう(*´▽`*)



さっそく18級に入り、新しい漢字や文章問題に取り組んでくれていました。

新学年に向けて、これまでに習った漢字の復習も授業で増えてきました。
ひとつひとつ身につけながらがんばっていきましょうね(*´v`*)
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中1 準備講座「今ここにいるぼくらは」②

 小説の問題で、川端裕人著「今ここにいるぼくらは」の引用文の続きを書いてみようと授業で呼びかけました。楽しみながら、自分なりにそのあとの展開を考え、書いてみようというものでした。さっそく書いてきてくれました。原稿用紙4枚です。本人にも了承を得ましたので、紹介したいと思います。なお、句読点、漢字については、一部加筆訂正してあります。

 
「ムルチの叫び声で博士の涙はぴたりと止まった。博士は無我夢中で凸凹の山道を駆け足で下りた。だけど、博士は走るのをやめ、ただただ沈むだけの夕陽を静かにじっと見つめた。振り返るともうムルチたちの姿はどこにも見当たらない。月明かりがさしこむ山が博士はどこか不自然に思うと同時に、どうしようもないほどの不安が喉のあたりにまでこみ上げてきた。」

(解説)
 書いてくれた文章の冒頭部分をまず紹介しました。見事な書き出しです。意図的なものかどうかはともかくとして、ここには表現技法が使われています。まず、短文の積み重ねにより、博士の置かれた状況や不安感などの心情が緊迫感をもたせた形で書かれています。また、「現在法」と呼ばれる表現技法が効果的に使われています。この表現技法は、小中学校の学習では扱いません。「た」という過去を表わす助動詞で終わる文の連続の中に、現在形を入れ込むことにより、臨場感(その場に居合わせたような気持になること)を持たせることになるのです。
 「ムルチたちの姿はどこにも見当たらない。」がそれに当たります。短文、しかも文末「た」の繰り返しと、現在法を使うことによって、緊迫感と臨場感があらわされていることをもう一度確認してください。どうでしょう。まず、博士の状況を述べ、そこから導き出される博士の心情が的確に書き込まれています。細かく言えば、「ただただ」という副詞に、少し違和感を覚えます。また、「夕陽」が、すぐ後に続くところで「月明かりがさしこむ」となっているところに、時間的な飛躍があります。「月明かりがさしこむ山が博士はどこか不自然に思うと同時に」ここも、助詞の使い方に工夫が必要かなとは思います。しかし、6年生でここまで書けていることは、称賛に値すると言えるでしょう。
 
 明日、ハラハラドキドキの展開が待ち構えていますので、その部分を紹介してみたいと思います。


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自動車工場の分布

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ステップ国語(名張本校)火曜

火曜日のステップ国語。
1年生のHちゃんも進級テストに合格しました!

Hちゃんが受けたのは、1年生の最終範囲である3級でした。
漢字1問、なかなか思い出すことができませんでしたが、ねばって考えて時間ギリギリ、
「ハッ(☆o☆)!」とひらめきました!
もちろん満点合格です。おめでとう!

今日のように、最後まであきらめずに考えることは、とても良いことですね。
みんなもHちゃんのようにねばってねばって、頭を鍛えていきましょう!

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正負の数総まとめ

小6算数(数学)では、正負の数の学習をしています。

今日は、四則混合計算です。
これで、正負の数の計算も完璧! と思っていたのですが、
なぜか、「-5-3=+8」という、珍解答が出てきます。
加減のときはできていたのですが、乗除を習うと、ごっちゃになっているようです。

とにかく、慣れることが大切ですね。
あとは、途中式をきちんと書くこと!
慣れるまでは面倒でも絶対に書くように指導しています。

来週からは、いよいよ文字式に突入です。

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ステップ国語 ~名張本校~

今日の国語では、進級テスト合格者が2人も出ました!

Mちゃんはまだ3年生ながら26級の進級テストに満点合格♪

27級をどんどん進めてくれました^^

また、月曜日に算数を頑張っている4年生のYちゃんも見事合格!

久しぶりに賞状ラッシュとなりました。

そしてまだまだこの勢いは続きそうで、3年生のAちゃんと5年生のRくんが次週進級テストにチャレンジ予定です!

漢字と文章題、どちらもしっかり復習してからテストに挑んでもらおうと思います^^

来週も嬉しい報告が出来ることを楽しみにしています♪

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