今年もいよいよ勉強合宿が始まります。
前日までは雨や曇りで天気がくすぶっていたのですが、なんとこの勉強合宿の3日間は晴れの予報!
ホテルに缶詰とはいえ、やはり天気がいいと気持ちが違います。

午前8時半。会場のホテルには続々と生徒たちが集まってきました。
開会式前に着いた生徒たちは、誰かに言われるでもなく持参した問題集や参考書を広げ、自主的に勉強を始めています。勉強合宿ではこの光景が当たり前なのです。


生徒と講師は全員、左胸と背中に合宿ロゴのある黒いTシャツを着用します。同じTシャツを着ることで連帯感を高め、同じメッセージを共有するためです。

そのメッセージとは、今回の合宿テーマである【CHANCE!CHALLENGE!CHANGE!〜未知への挑戦〜】です。
そこには、合宿に参加させてもらった好機(チャンス)を最大限に利用し、自分が経験したことのない未知なる領域(限界)へ挑戦(チャレンジ)し、そして、自分自身を大きく変えること(チェンジ)によって未来へ大きく踏み出そうという想いが込められています。

 

午前9時30分。
開会式では、この勉強合宿で目標を胸に、真直ぐに前を見つめる生徒たち。
先生の「CHANCE!CHALLENGE!CHANGE!」という掛け声で、生徒も先生も全員が頭上にこぶしを突き上げ、2012年夏季勉強合宿が始まりました。

3日間の勉強合宿、いよいよ授業が始まりました。
どの教室も、前を通ると先生たちの熱い声が廊下まで響き渡っていました。黒板と手元のテキストを行き来する生徒たち目も真剣そのものです。

2泊3日という限られた時間で多くのものを吸収するために、特進科小学6年生の教室では、ノートのとり方のおさらいをしました。
合宿の確認テスト・サバイバルテストはもちろんですが、 約半年後に迫った中学入試に向けて、実力と自信をどんどんつけていってほしいと思います。

中学校3年生の教室は空気がピンと張り詰めていました。
合宿で使うテキストはあらかじめ生徒たちに配られているので、合宿までに自宅でテキストの内容を予習して来ている生徒もいます。
テキストにただ書き込むだけでなく、蛍光ペンで自分なりのテキストを作ったり、 持参したノートにもびっしりと書き写す姿がたくさんありました。

他学年の教室です。
一斉授業ではなく、1〜3人の子どもたちに先生が1人つくので、自分のペースで苦手分野を中心に進めることができます。自分自身で考える時間もあり、先生に質問しやすい  距離で勉強できます。

普段通っている校舎とは違い、見たことのない先生や生徒に緊張している生徒もいますが、いつも通っている校舎の先生は常に気にかけてくれています。そして普段会うことのない別校舎で授業をしている先生もみんなきさくなので、すぐに打ち解けていきます。

この合宿では、自分の苦手分野をとことん特訓し、苦手をなくすという目標をもった生徒がとても多かったです。
「あぁ、なるほど!」「ひとりでできた!」など、嬉しい声がいろんなところから聞こえました。

合宿2日目の午後の授業で、そろそろみんな疲れが見え始めているのでは…と思いながら、感想を聞いていると、「こんなにみんなが真剣に勉強してるところは、学校で見たことがない」「まわりの雰囲気や緊張感から、自分もやらないと…というよりも、やるぞ!と自然と思えてきました。家で勉強してもこんな風には思えなかったと思います」と、話してくれた生徒がいました。

昇英塾勉強合宿において、全員で着用するTシャツやブルゾンを始め、
様々なものに使用する合宿ロゴは毎回テーマに合わせたものを
用意していましたが、今回から全シーズンを通して統一しました。

勉強合宿のテーマである【CHANCE!】【CHALLENGE!】【CHANGE!】を、3つ合わせてひとつの大きなCを作り、その中央には、この3Cを実現させる36時間という大きな勉強時間を表示しています。

配色についても少しお話します。
紺・白・赤は最も信頼できる配色と言われており、紺のスーツ・白のシャツ・赤のネクタイを着用して演説する政治家が多いのもこのためだそうです。
講師と生徒の真剣な思いがぶつかるこの合宿は、学力の強化だけでなく、信頼関係も築いていく時だと考えていますので、この配色を勉強合宿のロゴに使用しています。

授業中は真剣な生徒たちも、休憩時間はとてもにぎやか!
「勉強に集中してたから、体が固まりそう!」と言って、みんなで体を動かしていました。

夜に行われるサバイバルテストの予習や、これまでの授業の復習、明日の予習を行う生徒はもちろん、リラックスした様子で背伸びをしたり仮眠する姿も。
今回初めて合宿に参加した生徒は、「合宿が始まる前からずっと緊張してたけど、普段授業を受けている先生と話していたら焦ってた気持ちが落ち着いてきた」と笑顔を見せてくれました。

みんな、自分のペースを大事にしながら休憩時間を有意義に活用していました。

この合宿での様子を、先生がリアルタイムでお伝えしていました。
今回の合宿はもちろん、2011年の冬季合宿のブログもありますので、ぜひご覧ください。

昇英塾勉強合宿ブログ


1日の授業が全て終わった20時30分、昇英塾の勉強合宿名物、単元修了テスト――通称サバイバルテスト(サバテス)が始まります。
サバテスとは、全8枚のテスト全てを満点合格するまで終わることはできません。一問でも間違えてしまえばやり直すため、合格するころには受けたテストの枚数が100枚にもおよぶ生徒も出てきます。

今回の科目は、単語の暗記が重要になる社会と理科です。
サバテスの様子をリポートするのはこれで3回目ですが、 独特の空気がピンと張り詰めたこの瞬間が、先生も生徒も合宿中で一番緊張しています。

テストの注意事項を話す先生をまっすぐ見つめる生徒たち。開始の合図で一斉にペンを走らせます。
周囲から合格・不合格の声が飛び交う中で行われるサバテスは、プレッシャーとの戦いでもあります。
ミスの内容によっては、個別に生徒を呼び出して解説や注意を促すこともあります。
不合格の判定を聞いて、唇をかみ締めながらどの問題を間違えたのか確認し、正しく覚えなおして再チャレンジする姿もたくさんありました。

予習の成果ですんなりと合格できた生徒は、予習の大切さを実感しながらまた新しい問題に取り組み、なかなか合格できなかった生徒は、悔しい思いをバネにして次こそはと復習を始めます。
悔しさと達成感が入り混じるこのサバテスは、生徒たちの更なるやる気を引き起こします。

 

サバテス2日目は、開始20分を過ぎたころから、続々と全問合格者が出始め、会場内に大きな拍手が沸き起こりました。
中学生と小学生のそれぞれトップ3の生徒にインタビューを行いました。

 

@2日目のサバテスを終えた感想 A今回のサバテスのための勉強量 B今後の目標など

中3・Mくん(上段中央)
@理科は苦手科目なので、1位がとれてとても嬉しいです!
Aさきほども言ったように、苦手な科目なので2週間前から頑張って勉強してきました。
B合宿は明日で最後なので、有意義に過ごしたいと思います。

中3・Sさん(上段左)
@1位を目指していたから、2位はくやしいです。このくやしさは受験のためのバネにしたいと思います。
A化学式はどれも苦手なので、何度も復習しました。
B最終日まで、悔いの残らないようにやりきりたいと思っています。

中3・Sさん(上段右)
@嬉しいです。
A範囲表が配られてから、総勉強時間は10時間くらいです。毎日勉強しました。
B今日頑張ることができたように、これからも一生懸命頑張っていきたいと思います。

小6・Nくん(下段中央)
@1日目のサバテスで2位だったのがとてもくやしかったので、1位になれて嬉しかったです。
A何度もノートに書いて覚えました。反復練習はとても大事だと思いました。
B志望校に向けて、この夏で自分がどれだけ変われるか楽しみです。

小6・Yさん(下段左)
@2日間とも、3位以内に入ることができてとても嬉しいです。
A範囲表を配られてから、家族に手伝ってもらって自宅でサバテスの予行をしていました。
B志望校は算数が難しい学校なので、これからも頑張りたいです。

小6・Yさん(下段右)
@1日目のサバテスでは満足いく結果が出せなかった分、今日は頑張れました。
A範囲表が配られてからは、できるまで何度も勉強しました。
B算数が苦手なので、予習復習をしっかりして志望校に合格できるようがんばります。

勉強合宿で過ごす1日はサバイバルテストが最後ではありません。
サバイバルテストに合格した生徒たちは、明日の授業で使用するテキストや持ち込んだ参考書・問題集を取り出して、自主的に勉強を始めていきます。
与えられた授業、用意されたテストをこなすだけではなく、自分がたてた目標に向かってどれだけひたむきに頑張ることができるのか、自分に限界などないということを知る機会でもあると思います。

勉強合宿2日目、時刻は24時。
先ほどのサバテスでは、昨日のリベンジができた生徒もいれば、悔しい思いをした生徒もいます。
夏季勉強合宿は夏休み真っ最中です。
これが自宅なら、テストを終えてすぐに寝てしまうかもしれません。ですが、「まだやりたい」とペンを握り、「もうちょっと一緒に頑張ろう」と友達と励ましあい一生懸命文章問題に取り組む姿、「今できることをとにかくやってしまいたい!」と苦手分野と向き合ってノートに単語を何度も書く生徒の姿など、普段とは違う生徒の姿がたくさん見られました。

勉強の結果はもちろんですが、自ら進んで勉強し続けられる集中力とやる気がついたことも、自信のひとつにしてほしいと思います。


授業中はみんな真剣そのものですが、食事の時間は休憩時間同様に笑顔であふれています!

昇英塾は現在、名張市と伊賀市に7校舎あります。
生徒たちは自宅や学校の最寄校舎で授業を受けていますので
顔を合わせる先生もほぼ固定しているのですが、
この合宿では、校舎という垣根を越えて様々な先生が集まり授業を行います。

合宿ならではの授業が学習意欲、そして刺激になるのは生徒だけではありません。
先生もまた、普段はなかなか見ることのない先輩・後輩の授業をしっかり見学して勉強しています。

質問会は、この合宿で勉強する最後のチャンスです。
最後まで気を緩めることなく問題に取り組む姿がありました。

テキストやノートに、メモや解答解説などがびっしり書き込まれていました。
家に帰ってこのノートを見直したとき、勉強合宿での自分の姿を思い出して、合宿が終わった後の普段の生活の中でも頑張り続けることができるのではないかと思います。
合宿でやり遂げたことは全て、自分自身が生み出した実力なのですから。

2泊3日の勉強合宿の閉会式には、開会式のときとは少し違うまなざしで座る生徒たちの姿がありました。

勉強合宿の閉会式では、3日間の勉強のこと以外にも、勉強合宿に参加させてくれた保護者の方々への感謝の気持ちも忘れないでほしいという話を毎回必ずします。
勉強をして志望校に合格するのはもちろん生徒自身ですが、保護者や先生、友だちなど様々な人たちに支えられているのだということを忘れずにいてほしいと思います。

この3日間、思い描いたとおりにやり遂げたという生徒もいれば、頑張りきれなかったと悔やむ生徒もいました。
ですが、勉強合宿が終了しても、みんなの挑戦はまだまだ始まったばかりです。
感じた悔しさや達成感、そして36時間という膨大な時間の勉強合宿をやり遂げたのだという自信と、周囲への感謝の気持ちを忘れずに、これからの受験はもちろん、それぞれの未来に向かって挑戦し続けてほしいと思います。

そして、今年12月末に開催を予定している冬季勉強合宿では、この夏からもっと成長した姿が見られるのを楽しみにしています。

 

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